前回極限脱出シリーズから続けて打越作品を遊んでました。
今回は1作目AIソムニウムファイルと2作目ニルヴァーナイニシアチブをプレイ〜
結構万人に進められそうな作品だったので面白かったポイントなどを書きます。若干の殺人や虐待描写などはあり。
極限脱出よりSF的な部分は少なくなり舞台も東京だし馴染みやすいと思われる。
人間と人以外のコンビっていいですよね。
ソムニウムパートはゆめにっきとかのような不思議で不気味な世界も広がってたりそこから物語を推測するのも楽しいのでそういう系好きな方もぜひ。
キャラクター1人1人の心理状況、思惑がしっかりしててそれぞれ目的を持って動いていたのが個人的に好感でした。やってる最中は全員怪しく見えてくる。
どちらも犯人や物語を推理しながらやるのが大変面白いかと、最後に怒涛の伏線回収があります。
ネタバレに触れるものは最後の方にまとめておきます。
・AIソムニウムファイル
物語は左目をくり抜かれた死体が見つかるところから始まります。見つかった死体は主人公伊達の同居人の小学生沖浦みずきちゃんの母親でした、事件現場の中からアイスピックを持ったみずきちゃんが出てきて謎がいっぱいなとこから始まります。
事件を捜査してるうちに物語が2転3転としていき先が読めないので続きが気になる話でした。ちなみに色んな人が死にます。
ルート分岐が結構ありその度かなりストーリーが代わるので黒幕誰なの?ってなりましたけど最後には納得出来るので纏まりがとても良かった。
自分も物語の当たりを付けながら進めてましたが半分当たってて半分ハズレって感じでした。
途中まで疑ってた無実の皆さんごめんなさいm(_ _)m
下ネタが多いのでそこは駄目な人は気になるかも、主人公はキャバクラとエロ本の話しかしない。
寄り添ってくれるアイボゥちゃんが可愛いので鬼頭明里ファンの方にもおすすめの作品です。
あとみずきちゃん可愛い。
・AIソムニウムファイル ニルヴァーナイニシアチブ
2作目であり前作の6年後が舞台。主人公は新人の龍木くんと前作から大きくなったみずきちゃんです。1は目をくり抜かれてましたが今作は身体が真っ二つの死体が出てくるところから始まる。
6年前の事件を龍木が捜査し6年後をみずきが操作します。1はルート分岐がいくつもあり物語が色んな方向に動いていく感じでしたが今回は純粋に1つの事件のなぞについて迫っていくストーリー。考察しながら進めてましたが半分程度しか当たらず。進めてるうちに違和感が増えていきますがどれだけ頭を柔らかく出来るか試されてた気がします。
下ネタはちょっと減りました。
パロは増えた気がする
1も面白かったですし2も楽しかったのですが、1と2でかなり好みが別れそうだなとも思いました。どっちが好きか皆さん聞かせてください。
総評としてはどちらもかなり先が読めなくて推理物やSF系好きな人にはオススメ出来る作品だと思いました。是非やりましょう。
↓↓↓以下ネタバレ込み感想↓↓↓
・1作目
1は進めてる時点で犯人候補が2転3転し面白くなってきたところで全滅エンドだったんで構成がよくできていると感じた。
入れ替わりトリックが出た時点で真相は大体予想がついたが瞳さんあたりは謎が解けるまで疑ってましたね。入れ替わってるから当たり前だけど犯人だと思ってた人間が次やられたりするので衝撃を食らった。
また序盤にシンクした伊達(ファルコ)、世島やイリス(中身犀人)のソムニウムなども伏線としては上手く出来ていると感じた。犀人くんイリスちゃんの演技上手すぎでしょ。
イリス本人のソムニウムや発言の意味不明具合などもブラフとして機能してたのかもしれない。何言ってんだこいつって思ってましたが。NAIXがまさか続編で出てくるとは…
そして犀人は何故伊達が入った狼範と身体を交換したのか大変謎である。
物語の本筋とは関係ない部分だとまゆみさんや瞳さんの話も良かったですね、応たんは頑張ってくれ。
沖浦さんは結局よく分からなかった?沖浦さんに犯人がずっと入ってたせいで作中だとダントツ怪しいイメージになってた。
硝子さんは典型的なダメ親でしたね。
大団円エンドでインド映画のような終わり方でしたね。
もう一度やり直すと色々気付くんだろうなーって感じはするので3.4年後くらいにいい感じに忘れたらやり直しましょうかね。
・2作目
個人的に事件自体や時雨さんや少しオカルトぽいニルヴァーナ構想など世界観は好きだった2作目。
プレイ中あらゆることが辻褄が合わなかったり主人公達の話に?ってなったりソムニウムの中身が全く分からなかったり頭を捻っていたが。
まさか時間軸がずれていたとはーー!
正直叙述トリック自体は嫌いじゃないんですけど作中のキャラクターじゃなくてシステムとかホームページとかそういうのでやるのは好きくないかもしれない。刻のジレンマでも同じこと言ったのでこの話は終わり!
純粋に話としては面白かったしもう一度時間軸通りにやり直してみたいなと感じております。
米治の子供2人は可哀想な目に合いすぎていたたまれない。。。
亜麻芽ちゃんはメインルートだと捕まっちゃうし個別ルートだと厳ちゃん死んじゃうし…
ライアンと絆っちは幸せそうでよかったね。
絆っちの曲好きでした。
時雨さんとかテアラァも自身の考えからブレないところとかなかなか好きでしたね。形態形成場とされてたメタ的な要素をフレイヤーと名付け観測していたナイカトロッズ過激だけど嫌いじゃないです。
謎といえば古江さんは何で宣材写真で潤の方の顔を反転させて写してたのか?お前の顔じゃないやろ。
あと最後の競技場でミサイル止めるシーンだけ急に戦闘だらけにガトリング撃ったりロケットにバイクで飛んでったり別のゲームになってました。
1と比べると打越作品ぽい感じが増えており極限脱出のようなメッセージ性の強い話になっていたように感じる。
まめちゃんの選択は間違ってたのかソムニウムで2択を沢山迫られるのも考えさせられるものがありますね。
忘れた頃に時間軸通りプレイしてみたいですね。
あと999のファンサービスのソムニウムも良かったです。
伊達みずきちゃんとねぇねのかわいいイラスト描いてもらいましたやったね。