久々に映画を見に行きました。
今年見たのはメイドインアビス以来ですね。
メイドインアビスは地元の映画館でやってなくて悲しい思いをしながら新都心まで見に行きましたが今回は地元でやってたよ。やったね。
ネタバレ無しで感想書いても薄っぺらいことしか私の文章力では書けないので今回は内容に触れながら書こうと思います。
内容完璧に覚えてるわけではないから許してね。
苦手な人は私のツイートでも音読しててね♪
まだ映画見てない人は見に行こうね。
アニメ本編はリアタイで見てました。
2018年の1月〜でしたね。この期は高木さんとか三ツ星カラーズとこりゅうおうのおしごととかゆるキャンとか色々見てましたね。
モンハンワールドも発売してすぐだったのでまだ記憶に新しいかな。
本編の内容が多く出てきたので劇場版前に見直しておくととても良きかなだと思います。
アニメ本編はヴァイオレットが段々と人としての感情を得ていく内容でしたね。
少佐の「愛してる」の意味を知るためにドールとして仕事をこなして行き色んな「愛してる」の意味に触れていく様な話でした。
これと対比して劇場版はヴァイオレットの人としての感情が揺らいでいる場面がとても多かったと思います。ヴァイオレットの変化及び心情を考えながら見ていくと楽しめると思います。
1度見ただけなので台詞とか内容が間違ってるところもあるかもですけど許してにゃん。
↓以下ネタバレちゅーい❤
劇場版見てない人がわざわざこんな記事読まないと思うので説明などは省きます。
まずユリスくん関連のシーン。最初のヴァイオレットへのアプローチの電話では少し生意気そうなキャラだなって印象を受けました。その後病院に入る描写や家族との会話などで重い病気を持っているのはすぐ分かりますが。
その後手紙を書いてもらうシーンまたリュカという友人に謝りたい追加で手紙を書きたいなど彼の人柄が分かっていくシーンがあり、リュカが病院の入口で覗き込んでいるところも可愛かったですね。
またユリス君が死が目前の場面でリュカに電話で「ごめんなさい」「ありがとう」と伝えるシーンで物凄くグッときますね。
ここまで話の中で手紙が廃れていってしまう、手紙の中でなら素直に気持ちを伝えられるということを度々描写していたのでここで電話という機器を使って伝えるのもまたメッセージ性があっていいと思います。アイリスも「あのいけすかない機会もやるわね」みたいなこと言ってました。
手紙の中でなくてもきちんと素直に気持ちを伝えられるというのは凄いことなのでは無いでしょうか。
ヴァイオレットとの会話でもありましたが伝えたいことは伝えられるうちに伝えないとというシーンもあったのでこの電話そして後半に出てくる手紙などに関しても伝えられるうちに伝えて欲しいというヴァイオレットの想いもかなっていて良いですね。ユリスくんもヴァイオレットが少佐に会えたことを喜んでいるシーンも人の良さというのが出てました。
最後にリュカが「僕たちずっと友達だったろ?これからもずっと友達でいようね。」と言ってくれてしっかり和解しててしんみりします。
ここのシーンはもう一度みたいですね。リュカがさとりなが演じてるのもいいですね。(個人的)
ここでユリスくんは息を引き取ってしまいますが両親そして弟に対して感謝の手紙をその場で読み上げてもらいます。弟くんには長生きして欲しいですね。
またユリスくんとヴァイオレットの会話ではヴァイオレットに対して「何を伝えたかったの?」と聞き「愛してるの意味も少しはわかるのです。」と返して「わかるだけ?」と聞き返されているところが特徴的で最後のヴァイオレットの少佐に対する手紙の内容にもこの会話があったことで納得出来るものになったのかなと思います。
ディートフリート大佐について。本編では殺伐として怖い人という印象でしたが。劇場版ではめちゃくちゃ優しくて良い人になっててびっくり。最初墓場で合うシーンでは少し厳しそうな感じでしたが、リボンを返しに行くシーンではヴァイオレットから手を上げたのに穏やかに返してましたね。本編の最後でもヴァイオレットのことを認めていましたが船のシーンなども含めて弟のギルベルトのことをわかってくれている相手としてヴァイオレットに対してきちんと接していたりと好感が持てました。
「失くしたものは大きいな、結局のところあいつは俺の弟だからな」という1連の台詞もありましたね。
本編ではヴァイオレットのことを憎んでいましたがそれも弟を想っていたからこそ道具だと思っていた彼女に弟のことを話されるのが嫌だったでしょうか。
最後にギルベルトと会うシーンでも麻袋に詰めてヴァイオレットの前に放り出したい気分だと言っててむしろヴァイオレットの方に味方についてるような感じでしたね。送り出したあと皆簡単には素直になれないものだなと言っていました。
ユリスくんの項でも触れましたがこの素直になれないというのは劇場版全編通してのテーマでしたね。
僕は嫌いでは無かったですが本編では少し厳しい印象だった大佐のお兄ちゃんとしての一面が見れたのかなと思います。戦争という環境に居ると人を残酷にさせるという現れでもあるかなと。
ホッジンズ社長についてもかなり掘り下げられてましたね。娘を持ったら身が持たないと言ったり(息子でもダメらしい)ヴァイオレットをかなり過保護に見ていたりと父親のような感じでしたね。
ギルベルトと会いに行った際もヴァイオレットへの話し方やギルベルトへの対応などからギルベルトが会いたがっていない事なども察していたのかなと思います。本編では主にヴァイオレット目線での少佐が多く描かれていて、本当の少佐やホッジンズやディートフリートから見た少佐はまた印象が違うのかなと感じるところもありました。
少佐に会いに来たヴァイオレットが帰ってくれと言われたシーンでこの大馬鹿野郎と叫ぶシーンとても感激しました。子安さんかっこいい。
ヴァイオレットに関してはまず夜部屋にホッジンズが行ってギルベルトが生きてるかもと伝えに行くシーンで瞳が震えていたり感情が繊細に描かれてました。
島に行って少佐に会いに行く時も少佐はヴァイオレットに会いたがっていないということを伝えられますね。今までずっと会いたがってた少佐に拒絶されると考えるとヴァイオレットの心情も気が気じゃないはず。
本編を通して愛してるの意味を学んできたヴァイオレット。4~11話までドールの仕事で様々な愛してるに触れてきたと思います。少佐と実際に話して愛してるも少し分かるようになったと言いましたが少佐の愛してるの意味が分かってるのか不安という部分もあったのかなと。
ギルベルトに送った手紙と後のシーンを見て少し繋がりに疑問があったりしたので色々考察など調べてみたところヴァイオレットの手紙の最後の一文は本編では読まれていないそうです。
一文は「わたしは、少佐を、愛しています」という文らしい。
この後少佐が俺はそんなにいい男じゃないみたいなこと言ってたのでここら辺が気になってました。
愛してると言われて意味を求めて生き続けたヴァイオレットが少佐にプロポーズし返していると思うとドラマチックですね。
冒頭から出ているデイジーちゃんは10話で出てきたアンの孫ですね。彼女は語り手として物語の未来がどうなったのか教えてくれます。局員のおじさんが良きドールの証を付けていたりヴァイオレットのリボンが木に結ばれていたり島でもヴァイオレットが慕われていたのが伝わってきますね。切手になってるしサムズアップもみんなやってました。
デイジーが両親に手紙を出して終わるのですが手紙では素直になれるというのと伝えたいことは伝えられるうちにという本編のテーマをまとめたいい〆だと思います。
手紙のラストは愛してるの文字で終わりますね。
冒頭前のSincerelyは心からという意味です。
メモリーズオフで同じ名前の曲があったので知ってます()
「心から愛してる」
この後にヴァイオレット・エヴァーガーデンと出てエンディングでしたね。
話の内容が濃かったのと気になる部分見直したいところが結構あるのでどこかでまた見に行きたいですね。
感想もとい考察なんて読んでみて分かるでも知らなかったでもこんなん全然違うと思ってもそれが個人の意見なのでいいと思います。
この文章を読んで1人でも何が考える、また感情を動かすようなことがあったなら嬉しいです。
私国語の先生じゃないですけどね。
私は機械なんで心とか分かりませんけどね。
伝えたいことは伝られるうちにということで僕のことは生きているうちに褒めちぎってくださいね。