ゲームの世界か、水槽の中の脳みそか。

ここ先日one shotとアンリアルライフをプレイしました。

 

それとは別にダンロンもやり直したのでいつか記事書くよ。

 

感想混じりの考察雑感を述べたいと思います。

 

もろネタバレ全開なので見たくな人は回れ右してね。これからプレイしたい人は見ずにone shotやるのを勧めます!

 

どちらもUndertaleとかと一緒に話題に出されてることが多いと思います。

メタゲームってやつですかね。

 

 

まずone shotから。

 

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ニコちゃんと言うかわいいネコちゃんを操作して崩壊しそうな世界を救おうというストーリーです。ちなみにニコちゃんも別の世界から来ています。

 

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色んな場所を冒険したりして世界に愛着も湧いてくるのですがニコちゃんも元の世界に帰りたいということを訴えてきたり、夢の中でニコの母親と遊んでいる映像などが出てきます。

 

操作キャラなのですがプレイヤーに話しかけてきたり時には言うことを聞いてくれなかったり中々愛らしくなってきますね。

 

 

1週目の終わりとしてはこの世界かニコちゃんどちらかしか救えないので選べと言われます。ニコちゃんもこの世界の人と仲良くなってるので悩みます。自分はここはニコちゃんを返すことにしました。

 

 

なお1周目を終えるとタイトル画面にはニコちゃんが居ない部屋が映るだけでプレイ出来なくなっています。ゲームのフォルダから特定のファイルを削除することで次に進めます。(その他にもpcを使ったギミックが非常に多いです)

 

2週目ではこの世界の真相、どう作られたかなどが語られます。

この世界はコンピューターで作られたゲームの世界、他の世界が滅ぶ時にその世界を記録として残そうとここに再現したそうです。そしてこの世界もバグが多くもう持たないそうです。

 

探検しているとそこらにこのゲーム(この世界)を作成した作者の足跡、記録などが残っていてとても面白い。作者は最後に日記で自分の意思でこの世を去ったと書いてあります。

 

またこの設定でなかなか面白いと思ったのはプレイヤーだけでなくニコちゃんもこのゲームの世界以外の住人というところかな。

 

2週目を進めていくとこの真実を知っている新たなキャラのふたりと協力してワールドマシーン(プログラム本体)を目指すことになります。

 

1周目2週目通してone shot(1度きり)というメインテーマを主題として掲げていますが、プレイヤーそれぞれ色々な解釈がとれるかなとは思います。

 

そして最終的にワールドマシンに辿り着きます。

 

総評としては非常に面白くラストも後味が良い感じの終わり方だったので大変満足でした。

 

考察など書き始めると長くなり過ぎるのでかなり書くことを削りました。

 

最後はニコちゃんを元の世界に返しもうこの世界には戻って来れないけどプレイヤーとニコちゃんがこの世界のことを覚えていればいい、という現代のゲームプレイヤーに向けたメタ的なエンドでしたね。

僕らもプレイしたゲームや読んだお話は心に留めて大事にしておきたいですね。

 

3週目はワールドマシンの記憶として再生されるのも演出が凝ってていいと思います(ニコちゃんは二度とこの世界には戻ってこれない。)

 

細かい部分も雰囲気や世界観などとても良いのでこれ読んでからでもやってもいいと思うよ!

あとパソコンの内部を弄くり回す様な謎解きも面白くてよかったね。

 

 

 

 

 

次にアンリアルライフ。

 

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以前から興味があり購入はしていたのですが土日で一気にやってしまおうと最近プレイ。

 

主人公ハルちゃんが信号機のAl195と不思議な世界を冒険する話です。

 

こっちは率直なプレイした感想を述べていきます。

 

クリア時点では物足りないなと感じた、また思ってたのと違うな?となりました。

 

その原因はなんなのか、それを確かめるべく我々はアマゾンの奥地へと向かった…

 

 

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本編をクリアした時点では謎が多い、エンディングが少し雑に感じる。またエンディングが4種類あるのだがひとつ以外バッドエンドと出て同じ演出で終わってしまうのも個人的に残念。特にそのうちひとつはこれはこれで良いのでは?というエンドでした。

 

あと主人公が自殺しようとしていたのですが動悸が好きだった先生が転勤することなのでさすがに飛躍しすぎでは?ってなる。

 

主人公の偽物が敵として出てくるのですが最後に和解とも言えるような感じで仲良くなりますがお前何がしたかったんやってなる。

 

ここまでだけ書くとなんか批判してるだけじゃんて怒られてしまいそう。

意見ははっきり書かないと意見にはならないと思うので。

 

ということでこのゲームには本編で語られていない考察部分が多いですよって話が出てくるわけですね。

 

いやいやそもそも本編こんな適当に書いて解説もしてないのにそんなことここで書いても仕方ないよね。ってことで掻い摘んでいきます。

 

ゲーム内の説明ではこの不思議な世界は踏切に飛び込んだハルちゃんとそれを助けようと飛び込んだ先生の走馬灯のような、本当は死ぬ寸前に頭が高速回転しているような頭の中の世界らしいです。

 

この真相出てきた時もふーんって感じでしたがこのゲームの隠しエリアみたいなのに行くとこのゲームの登場キャラクターがpcで主人公のことを監視していたり、ゲームのプログラミングの画面などメタメタなのが置いてあります。

 

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普段ならこういうの大好きなんですが今回は興味湧きませんでした。

 

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本編でもう少し語られてたり伏線いっぱいあったら面白いなーってなるんですけど考察とかだけしかないとなんか二次創作とかと変わらないなーってなってしまう。

 

気になる人はアンリアルライフ考察とかで調べてね。

 

 

 

 

似たようなゲームなのに自分の中できっぱり意見が別れてしまう2作でした。

 

 

 

とりあえずニコちゃんは可愛いです。

 

 

 

僕らの脳みそも水槽につけられてるかもしれないですね。